登山保険、山岳保険とは?(2)選び方のポイント

はじめに

ロコ姉さんの山歩きチャンネルを参考にし、記事を書いています。対象は以下の方です。

登山初心者さん

(2022.09.19追記)
ロコ姉さんから動画紹介のご快諾をいただきました!

ロコ姉さん

コメントありがとうございます。嬉しいです!
登山をされる方なら、山岳保険は絶対に考えてほしいですね。
山コム運営チーム様のサイトでもご紹介していただけると嬉しいです。
他にも、私に出来ることがありましたらおっしゃってくださいね。
お手伝いさせていただきます!

結論

以下の3つを満たす山岳保険への加入をお勧めします

(2022.09.19修正)
JRO(ジロー)の補てん金支払実績から遭難捜索費用を500万から300万に変更しました

(1)補償範囲が山行スタイルに含まれていること
(2)ワンデー・単発契約ではなく、年間契約
(3)遭難捜索費用は300万円以上

山行スタイルとは?

山行とは「山の中を歩くこと」です。「一般登山」とピッケルやハーネスなどを使用した「山岳登攀」がありますが、この記事では登山初心者さんを対象にしていますので「一般登山」に該当します。

補償対象範囲

道迷いや病気、疲労などで救助していただいた場合も補償対象であるか保険会社への確認をお願いします。

(2022.09.19追記)
JRO(ジロー)の補てん金支払実績から補償対象範囲を追記しました

JRO(ジロー)補てん金支払実績から分かる補償対象

※2022.7にジローとココヘリは統合しました
2021.04 : 蔵王 地蔵山
同行者と離れ道迷い遭難。補てん金額 73,484円

2021.07 : 北アルプス 涸沢
ぎっくり腰により行動不能。ヘリ運搬。200,000円

2021.07 : 北アルプス 五竜岳
脱水症状により体調悪化。ヘリ運搬。52,400円

参考:JRO補てん金支払実績2021年.pdf

遭難原因が

道迷い、体調不良

でも補償される山岳保険をお勧めします。

契約期間は?1日、年間?

遭難2日目以降の捜索費用は1日保険の対象外ですので、

年間契約

の山岳保険をお勧めします。

捜索救助費用の額

捜索救助費用は

300万円以上

の山岳保険をお勧めします。

登山やスキー場で遭難、救助費用300万円請求も…事前の保険や補償制度活用は必須

Business Journal 

(2022.09.19追記)
JRO(ジロー)の補てん金支払実績を追記しました

JRO(ジロー)補てん金支払実績

2020.01~2021.08のトップ3:
2020.10 奈良 大台ヶ原 行方不明 5,500,000円
2020.12 赤石岳 半年後に発見 2,146,488円
2021.06 山形 鳥海山 行方不明 1,800,000円

ロコ姉さんの山歩きチャンネル

残念なことに年々増えてきてしまっている「山岳遭難」。 山岳遭難って、転倒や滑落のイメージが多いですが、山岳遭難で多いのは、 「道迷い」なんですす! これはどんな山でも起こりえますよね。 この機会に、ご自分のために、ご家族のためにも、御守りとして、山岳保険について考えてみてください! 山岳保険の選ぶポイントをご紹介しますので、是非参考してみてくださいね!

ロコ姉さんの山歩きチャンネル

最後に

内容に誤りなどございましたらご指摘いただけますと幸いです。

ロコ姉さんプロフィール

名古屋で50年続いた登山用品のプロショップ「駅前アルプス」の2代目 オーナーです。
(※現在、名古屋にある「駅前アルプス」とは全く関係がありませんのでご注意下さい)
理由あって閉店し、今までとは違う形で、「登山」に関わっていけたらと  思ってYouTubeでの発信を始めました。  新しい方々との出会いはもちろん、今まで可愛がっていただいた多くのお客様にも、YouTubeでまたお会い出来たら嬉しいです!

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