
「裏巻機渓谷」🍁巻機山&巻機渓谷🧸(新潟)
各地で「紅葉🍁最盛期!」の報を聴き新潟魚沼「裏巻機渓谷」へ。
まぁ結果を先に述べると「🍁早過ぎた😰」けど今回の山行は
巻機山未登者の登頂アシスト、渓谷ハイクの二班での行動、
そして巻機山クラシックルート的な「裏巻機山ルート」の偵察。
まずは一般的な巻機山へのアプローチ「桜坂駐車場」着後 仮眠。
05:00に登頂班と別れ、渓谷班は「五十沢キャンプ場」へ移動。
此処で問題発生!06時には開いてる 筈の管理棟は無人のまま。
しかも土曜だというのに野営場にはヒトっ子独り居ない・・
もしや・・😰 今山行、当初は野営一泊 全員で巻機登頂、渓谷散策
の予定で、公営の河川敷無料野営場を使わせてもらう計画だった。
役場に問い合わせたら「無料、予約不要ですが「クマ」出ますから💦」
「マジ、魚沼ヤバいっす!注意報では無く警戒警報なので😨」
魚沼町?市HPには熊目撃情報が載ったYAMAPならぬ
「くまップ」あるので其方を参照ください とのコトで
観たら・・・🐻🧸🐻❄️だらけじゃねぇかぁ しかも野営場なんて
ほぼ毎日🐻出現率 高杉だろぉ😨
まぁコレら含め結果「夜行日帰り」に変更したワケだが、
まさか「クマ出没のため臨時休業」とかじゃ無いよな💦
それとも・・令和の「三毛別熊事件」か・・・と管理棟内を覗く😱。
30分ほど待ち「通行料はあとで払おう」とゲートを開け入渓口の
「みやて小屋」に向かう。峠道を上がるにつれ渓谷や巻機本峰が観え
気分は高揚🍁天気も上々☀️
みやて小屋には舗装駐車場、トイレ、水利もあり遠望には
八海山のギザギザ嶺も望めイイトコだが、夜間の停留は禁止。
身支度を整えスタート。入渓口にはグリズリー🐻のような
クマの絵の看板に一同ビビりつつ 「・・ダレ 先頭で行く?💧」
今回は登山道 では無く「水平道」と述べていきま〜す。
歩きだし程なく「割石沢」という頭上に大きく迫り出した岩壁 🪨
おおっ!此処は予想に反してイイ場所なのでは!期待が膨らむ。
「ああ!もう来ちゃったの!」巻機渓谷といえばアノ画像!
黒部の「下の廊下」風の巌窟水平道だ!意外にスグなんだな😅
まぁお約束のカット、アングルで写真撮影 他にダーレも居ないので
前回山行の「蓼科山」で遭った「んなトコで撮ってんじゃ無ぇよ💢」
「はやくドケ!」などと心無い言葉を浴びせられる殺伐さは皆無。
人気スポットもイイがオレはやっぱ、こういう場所のほうがイイなぁ
クマ🧸出るらしいけどね😰。
坪池沢、大ヒド沢、石橋など通過すると眼前に「高倉岩壁」❣️
ん〜〜秘境感が出てきた!さらに進むと裏巻機からの新道入り口。
え〜でもこんなトコ、歩いていくんかい?クマに喧嘩売る気か😰
左手に「不動滝」へ降りる道が出てくるが帰路、寄ることにして進む。
いくつかの滝や支沢の流れ込みに見惚れていると前方から
「コレ!クマの う💩こ ?」え〜ドレよぉ?ウッワッ デカっ💩
水平道のど真ん中に、湯気♨️こそ立って無かったが見るからに
フレッシュう◯こ! う〜〜んクマも同じ道を歩いているワケか・・。
というのも水平道の左手は沢に向かって切り立ち、右手側も急斜面。
まぁクマも歩きやすいとこ、通るよなぁ しっかしデカい💩だ😰。
「そういえばクマのウ◯チは匂わないんだってさ」と女史。
え?ホント?一旦は歩きだしたんだが戻り「匂い 嗅いでみるわ!」
木の棒でグリグリし、まずは目視にて観察 未消化のナンテンだかの
赤い実以外は、見た目の色、質感は人間と似た感じだ・・では・・
いきなり吸引はやめて、細〜く吸・・う ん?副鼻腔に貯め込み
スゥ ハァァ・・匂わな〜〜い! ホント臭くない!
強いて言えば少し腐葉土の香り 森の香りだ!
「ダレか嗅ぐ?森の香りだよ!」 「要らんっ💢」
う💩ちを過ぎ、天然のロックシェッドというか胎内潜り的な
ところから周囲はゴルジュ的な渓相になっていく ほどなく終点の
「五十沢川取水口」に到着 この施設、なんのタメに??
水量は少なく、堰堤まで水が回っていない。渓床を見るとポッドホール
があるので、雪溶け水が豊富な時には、ソレなりの水勢量なんだろう。
堰堤向かい側には裏巻機登山道の旧道?休憩後に観にいこう。
取水塔から観る五十沢川上流左岸はスラブ壁 。今秋に行きたい!と
計画するもメンバーの技量不安で断念した「御前ヶ遊窟」
は長さ400m超の巨大一枚スラブ 此処でさえ行けるか?😰
と感じるくらいだから、計画自体が甘かったなぁと省みる。
いやぁ しかし秋川や奥多摩の渓谷のような観光地的
なのを想像してたがイイほうに裏切られた。
ほどよく安全、安価、近場、距離も初心者でも連れていける短さ。
変化に富んでて、累積高低差が600もあるとは感じさせない。
しかし水平道から沢側へ墜ちたら☠️ぬか、自力帰還は無理だろう。
歩いて判ったけどココ、耳でも愉しめるコースだね👂
程よい狭さの渓幅、クネった岩壁にヘツるように通された水平道。
数メートル歩くだけの方向の違いで、硬質の岩壁に反射した渓音や風の音が
全く違う場所に来たかのように聴こえてくる。あれ、黒部とかでは
ナニもかもがビッグスケール過ぎて、こんなふうには聴こえないだろうなぁ。
とにかく大満足な渓谷ハイク 同じ新潟 十日町にある
「清津峡」なんかよりコッチのほうが愉しいよ
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